桜梅桃李

家庭連合(旧統一教会)の信仰を持つ一世パパブログです。

効率重視の落とし穴

奥さんとの会話で「は〜、なるほど」と思ったこと。それは「効率重視する働き方が最善の結果を生むとは限らない」ということです。

分かりやすい例で言うと、とある企画開催のために10人で10個のタスクを終わらせる必要がある場合

①タスクを1人1つずつ割り振って各自の場所、ペースで進めてもらう

②10人全員を集めて10個のタスクを一緒に進める

普通に考えたら①のほうが断然効率が良いです。だって②を実行するには全員の予定を合わせる必要があるし、作業時間も制限されるので結果的に集まる頻度も増やさないといけません。

なんですが、企画準備中、または企画終了後のこの10人の満足度を見ると、②の方が高いこともある、ということなんです。

その要因は10人の「連帯感」。①は完全に個人タスクに終始する一方で、②は10人全員の共同タスクです。非効率な部分もあるかもしれませんが、「また集まるのが楽しみ」、「お陰で他のメンバーとも仲良くなれた」という、付加効果がつきます。別の企画を進める際のモチベーションにも関わってきます。

私も①の考えで今まで仕事をしてきましたが、時には②を取り入れるのもメンバーに良い刺激をもたらすのかもしれません。